スティーヴ・ウィンウッド公式録音記録:デイヴ・メイスン

Dave Mason

Birth Name : David Thomas Mason

Born : 10 May. 1946 (Worcester, Worcestershire, England)

related musician

Alone Together

Dave Mason

Release : Jun. 1970 (Blue Thumb BTS-19/ US)

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album

Dave Mason & Cass Elliot

Dave Mason & Cass Elliot

Release : Feb. 1971 (Blue Thumb BTS-8825/ US)

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Headkeeper

Dave Mason

Release : Feb. 1972 (Blue Thumb BTS-34/ US)

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album

Dave Mason Is Alive

Dave Mason

Release : Apr. 1973 (Blue Thumb BTS-54/ US)

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album

Scrapbook [Compilation]

Dave Mason

Release : Dec. 1972 (Island ICD 5/ UK)

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album
ブルーサム・レコード時代

1970年6月リリースの初ソロアルバム Alone Together は、デイヴ・メイスンの才能が遺憾なく発揮された大傑作で、フォーキーでメロディアスな完成度の高い曲が詰め込まれている。ヒットした Only You Know And I Know をはじめ、代表的なナンバーを数多く収録しており、トラフィックのライヴ盤 Welcome To The Canteen でデイヴが歌う2曲のオリジナルもここで聴くことができる。参加ミュージシャンはデラニー&ボニー、リオン・ラッセル、リタ・クーリッジ、カール・レイドル、ジム・キャパルディ、ジム・ゴードンと豪華で、キャパルディとは一曲を共作している。オリジナルは縦長の変型ジャケットに、アナログ盤自体も通常の黒ヴィニルではない色柄付きとかなり凝った仕様。翌年にはママス&パパスのキャス・エリオットと連名によるデュオ作 Dave Mason & Cass Elliot をリリース。デイヴは10曲中7曲を提供、多くの曲でリード・ヴォーカルを歌いエリオットがハーモニーでサポートしている。またキャス・エリオットも2曲に携わり1曲をデイヴとペンを共にしている。前作ほどキャッチーな内容ではないが、カントリーポップな曲調に、二人のデュエットが上手くマッチした好内容のアルバムとなっている。

1972年2月リリースの Headkeeper は、スタジオ録音の新曲と、前年にハリウッドのザ・トレバドールで行われたライヴを半数ずつ収録。当時所属するブルーサム・レコードとの間にトラブルがあり、デイヴは本作のリリースを拒んでいたという説もある。スペシャル・サンクスにリタ・クーリッジ、グレアム・ナッシュ、スペンサー・デイヴィスらの名がある。翌73年の Dave Mason Is Alive もトラブルの渦中にデイヴの承諾なしにリリースされたアルバムで、前作と2曲重複するザ・トレバドールでのライヴを収録。主にアルバム Alone Together の曲を取り上げている。

アイランド・レコード編集盤 Scrapbook は、トラフィックにおけるデイヴの曲を1枚目、アルバム Alone Together と Headkeeper の曲などソロ作品を2枚目に収録している。Feelin’ Alright はアルバムとは別ヴァージョンでの収録、また初ソロシングル Just For You のB面曲 Little Woman は、英フォークとインド音楽のミクスチャに成功した曲といえる。ファミリーのメンバーが録音に参加しており、スティーヴ・ウィンウッドは「英国トラッド風の美しい曲」とコメントしている。最後の Just A Song はザ・トレバドールにおけるライヴヴァージョンを収録。

It’s Like You Never Left

Dave Mason

Release : Oct. 1973 (Columbia PCQ 31721/ US)

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Dave Mason

Dave Mason

Release : Nov. 1974 (Columbia PC 33096/ US)

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Split Coconut

Dave Mason

Release : Sep. 1975 (Columbia PC 33698/ US)

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Certified Live

Dave Mason

Release : Nov. 1976 (Columbia PC 34174/ US)

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album
コロンビア・レコードに移籍、全盛期を迎える

ブルーサム・レコードとの訴訟を終えてコロンビア・レコードと契約したデイヴ・メイスンは、満を持して It’s Like You Never Left を1973年にリリースした。アコースティックとエレクトリック・サウンドをうまく融合させた内容で、カール・レイドル、チャック・レイニー、ジム・ケルトナーらがリズムセクションを固めている。冒頭の Baby... Please からギタープレイを強調した曲が目立ち、ギターインスト・ジャムの Side Tracked や、スティーヴィー・ワンダーのハープを入れた The Lonely One などハイライトも多い。グレアム・ナッシュがバックコーラス、ジョージ・ハリスンがスライドギターで参加している。コロンビア第二弾、74年作の Dave Mason では、ギターにジム・クリューガー、キーボードにマイク・フィネガンが参加、リズム・セクションにボブ・グラウブとリック・ジェイガーを起用。前作よりポップロック路線にシフトした内容で、ジミ・ヘンドリクスと共演した All Along The Watchtower のリプレイや、ステージにおける定番曲であるサム・クックの Bring It On Home To Me のカヴァーも聴ける。

1975年リリースの Split Coconut は、多忙なスケジュールの合間に制作されたアルバムでありながら、全盛期にあったデイヴ・メイスンのパワーが溢れる傑作となった。70年代に一時期暮らしていたヴァージン諸島への愛着心がサウンドにも影響し、心地よいトロピカルなムードが随所に感じられる。グレアム・ナッシュ、デイヴィッド・クロズビー、マンハッタン・トランスファーがヴォーカルをサポートする。76年にはハリウッドのユニヴァーサル・アンフィシアターでのライヴを収録した、初のダブルアルバム Certified Live をリリース。代表的な自作曲のレパートリーに加え、イーグルズの Take It To The Limit、トラフィックの Pearly Queen、スペンサー・デイヴィス・グループの Gimme Some Lovin’ などカヴァーの選曲も魅力的で、バンドと一体化した全盛期の素晴らしいライヴが記録されている。タイトルからも自信の程が伺える名ライヴ盤である。

Let It Flow

Dave Mason

Release : Apr. 1977 (Columbia PC 34680/ US)

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Mariposa De Oro

Dave Mason

Release : Jun. 1978 (Columbia JC 35285/ US)

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Skatetown U.S.A.
Music From The Motion Picture Soundtrack

Various Artists : Dave Mason

Release : 1979 (Columbia JC 36292/ US)

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Old Crest On A New Wave

Dave Mason

Release : Jun. 1980 (Columbia JC 36144/ US)

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安定したソロ活動を続けた70年代後期

1977年リリースの Let It Flow は、全米チャート第12位を記録したジム・クリューガー作 We Just Disagree のほか、タイトル曲と So High の3枚ものシングルヒットを生むなど、商業的にはデイヴ・メイスンの最も成功したアルバムとなった。全体的に明るいウエストコースト・サウンドと、ポップでメロディアスな楽曲により、非常に聴きやすいアルバムに仕上がっている。78年リリースの Mariposa De Oro は、アコースティック・サウンドとヴォーカル・ハーモニーを強調したソフトな印象のアルバムで、後にエリック・クラプトンに曲を提供するジェリー・ウィリアムズが、曲作りやバンドメンバーとして本作に大きく貢献している。何曲かをカリフォルニアのマリブにあるデイヴ・メイスンのホームスタジオ、ヴィラ・マリポサにてレコーディングしており、タイトルにも反映されている。キャロル・キングの Will You Still Love Me Tomorrow がシングルヒットを記録。

1979年はソロアルバムではなく映画のサントラ盤 Skatetown U.S.A. に携わっている。本編はロスのローラーディスコを舞台にした映画で、デイヴ・メイスンはテーマ曲と I Feel In Love、Feelin’ Alright の再録ヴァージョンの3曲を提供している。これらは本作以外では聴くことができないと思われるが、現在のところCD化はされていない。ソロアルバムは80年に Old Crest On A New Wave をリリース。ソフト路線だった前作に対し、本作は力強いギター主導のサウンドを取り戻した内容で、ハードロック風の Paralyzed や、同じスタジオに居合わせたマイケル・ジャクソンがヴォーカルで参加した Save me などを収録している。

Some Assembly Required

Dave Mason

Release : 1987 (Chumley CH-00101/ US)

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Two Hearts

Dave Mason

Release : 1987 (MCA 42086/ US)

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Time

Fleetwood Mac

Release : Oct. 1995 (Warner Bros. 945920-2/ US)

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Ultimate Collection [Compilation]

Dave Mason

Release : Jul. 1999 (Hip-O 545086/ US)

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低迷の80~90年代、フリートウッド・マック参加

80~90年代は創作ペースがぐっと落ち、1987年作 Some Assembly Required は7年という長いブランクを挟んでのリリースとなった。70年代のポップロック路線に回帰したようなサウンドで自作曲が過半数を占めるが、カナダのインディー・レーベルから低予算でリリースしたため、復帰作としての宣伝効果には欠けていたようだ。これを挽回するかの如く、同じ年にMCAレコードからリリースしたのが Two Hearts。しかし共同プロデューサーのジミ・ホッツによるテクノ風のアレンジは、デイヴ・メイスンの曲に相応しいとは言えず、一般的なアルバムの評価は芳しくない。シングルリリースされた Dreams I Dream でフィービ・スノウとデュエット、そして確執があったと思われるスティーヴ・ウィンウッドが、バックヴォーカルやハモンドオルガン、シンセサイザーなどで数曲に参加している。デイヴの編集盤はさまざまなレーベルからリリースされているが、曲数の多さでいえば99年のベスト盤 Ultimate Collection が充実しており、シングルB面リリースのみだった Satin Red And Black Velvet Woman が収録されている。

1994年暮れから翌年にかけてデイヴ・メイスンは、フリートウッド・マックのメンバーとしてワールドツアーを行いアルバム制作に携わった。スティーヴィ・ニクス不在期だが、ベッカ・ブラムレットが加入、ビリー・バーネットも参加、リンジー・バッキンガムが1曲にバックヴォーカルで加わっている。95年10月リリースのアルバム Time にはデイヴが書いた2曲が含まれている。デイヴとベッカ・ブラムレットは本作のみでフリートウッド・マックを脱退した。

Live: The 40,000 Headmen Tour

Dave Mason & Jim Capaldi

Release : Jun. 1999 (Receiver RRDC 270/ UK)

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Live At Perkins Palace

Dave Mason

Release : Mar. 2002 (Pioneer PIO CD 5174/ US)

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Live At Sunrise

Dave Mason

Release : Aug. 2002 (Image Entertainment ID1245MY/ US)

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26 Letters 12 Notes

Dave Mason

Release : Oct. 2008 (Out The Box 500/ US)

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Future’s Past

Dave Mason

Release : May. 2014 (Something-Music SM10042/ US)

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